ミトコンドリアと自律神経

ミトコンドリアは身体にあるエネルギー工場です。生きていくうえで必要なエネルギーはミトンドリアが作り出してくれています。

ミトコンドリアが元気に活性して働いていれば、身体の機能も良い状態を保つことができ、健康で若々しい体作りには絶対に必要です。特に自律神経は身体の生命維持に必要な仕事（脈拍・血圧・呼吸・目の瞳孔の縮小や拡張・胃腸の働き・便尿の排泄など）を担当します。つまり生きるためには絶対に必要なのです。そのため酸素消費量も多いため大量の活性酸素（身体のさび）を出してしまいます。ミトコンドリアが働けば活性酸素がその消費の代償として出るというわけです。

この活性酸素がご存じのように身体に蓄積すると疲労⇒老化へとつながります。

このサイクルが滞りなく動いていれば疲労物質なども排泄できるのですが、様々なストレスがかかることで身体が狂ってしまっていたらどうでしょう・・・？

それが自律神経の乱れともいえます。

様々なストレスが何重にも重なり私たちの身体を取り巻いています。

ミトコンドリアの研究は2022年の段階で10数年前に比べたらはるかに注目され研究されています。ミトコンドリアの減少や不具合が多くの病気に関係しているという事も発表されています。

自律神経の中枢である脳は特にエネルギーを使うため酸素の使用量が多いのでその分活性酸素も比例して増えます。脳の疲労は身体に間違った誤情報を流し指示してしまいます。

間違った情報が正しいと思ったまま過ごすことがやがて自律神経の乱れにつながっていきます。