痛い所に原因はありません

肩の痛みやコリ、腰の痛みや違和感、膝の痛みや違和感etc…あげれば色々ありますが、痛みや違和感そして不調というのは身体からのサインであり原因はほとんどそこにはありません。

骨折や打撲など明らかに原因がある場合を除いてほとんどが患部に原因は無いので、その痛みの部分を揉んだりマッサージしたり電気をかけたりしていてもほとんど意味はありません。これは長年施術してきた経験から学んだことです。昔はと言っても今でもそうしている所が大半ですが、この治療業界に入りたての頃は、それが正しいと思いしていましたしそれしか方法が無かったというか知らなかったのだと思います。

しかし、経験を重ね学校や教科書では教えてくれないことを学んでいく中で「なるほど、そうだったのか」と。

身体は様々なものから構成されています。その指令は脳から行われますが腸も司令塔の一つだとわかってきました。脳と腸で人間はコントロールされていると言っても過言ではないかもしれません。

何かのストレスで指令を出す脳や腸に不具合が起こり身体に間違った情報が伝達されそれが痛みや不調と感じる。視床下部は自律神経の中枢機関でもあります。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは神経伝達物質ですがその大半が脳ではなく腸で作られています。

食事の乱れ｛添加物・小麦・農薬・加工食品・ジャンクフードなど｝や職場や人間関係、気候などの環境のストレス、トラウマなどの強い恐怖などといった感情、そういったものが知らない間に身体のコントロールを奪ってます。

どの部分に負担が来ているのかをチェックするのですが、腕の挙上制限、股関節の可動域、膝関節の動き、首の可動域制限、頭の重さなどあらゆるチェックを行います。

例えば、その際に首や肩に痛みがあったとします。しかし、身体の反応で負担がある部分に反応を出させることで痛みが消失することも多々あります。

これが痛い所に原因はないという事を理解していただくために初めに行います。首や肩が痛いのに全く関係ない部分を触って痛みがなくなれば「あれ？」って思いますよね。

そこに原因が無いと私たちは思っているので痛い所に固執して施術は行いません。

もっと身体を広く見てそこから原因を絞り根本を探していきます。

自律神経は身体の様々なことをコントロールします。それは自分で考えなくて勝手に脳がコントロールするからです。

当院の律神経整体は痛みを追うような施術は致しません。