思考パターン

自律神経の切り替えスイッチを乱す要因の一つに思考パターンがあります。

物事の捉え方です。

〇〇△でなければならない

これは常に緊張している状態を自分で作り出していると言えます。自分で理解していなくても潜在意識としてそれを捉えていれば身体はそのようになっていきます。

例えば、「相手を不機嫌にしてはいけない」とい考えが潜在意識として捉えていたら、日常の生活の中で何かしら相手の事を優先に考え行動しています。これははた目から見たら「良い行い」として見られるかもしれませんが、常にそれが頭にあると知らない間に身体は緊張が続いておりエネルギーの消耗をしています。この積み重ねがいつの間にか自律神経の切り替えに負担をかけてしまい脳からの正しい伝達が難しくなっていきます。

性格だと言ってしまえばそうかもしれませんが、変えることは可能です。ちょっとした角度の違いで物事は見方や捉え方が変わります。

長年精神的な不安を抱えている方でも、初めころは「絶対に無理です」と言われるのですが施術を重ね身体のコントロールができるようになってきたら「どうにかなるなぁと思うようにしました」と捉え方が変化しています。

余裕がない人ほど緊張が多く、切り替えの余裕がありません。