金《肺・大腸》

肺は外敵から身を守る役割

大腸は水分を吸収の役割

肺のエネルギーが満ちていたら外からの攻撃（邪気）などをスムーズにコントロールできますが悪くなるとネガティブな感情になりやすくなります。これは「悲しみ」の感情を肺が担当するからです。ここが弱い方は物事の捉え方がネガティブな方が多いです。

肺にトラブルがあるとアレルギー体質にもなりやすく皮膚や呼吸器系のトラブルにもなりやすいです。なるべく乳製品や脂っこい食事は控えた方がよいです。

肺は大腸との繋がりが深いため便秘や下痢などになりやすく、また皮膚・鼻・のど・気管支に症状が出やすいためアレルギー性鼻炎、アトピー、気管支喘息などの症状などにつながっていきます。

特にアトピー性皮膚炎の方はここのトラブルが多く食事との兼ね合いが大きく関与していきます。食生活の見直しは必須です。

この経絡のバランスが崩れると

★アトピーやアレルギー性の症状が増える

★便秘や下痢になりやすい

★気管支や喉のトラブルが増える

★水分代謝の異常がおこりやすく浮腫みやすい

セルフケア

肺は呼吸によって改善できます。深く長く呼吸することが大切です。

深く吸って長く吐く。これにより肋骨や横隔膜が動きやすくなっていきます。水分代謝が崩れやすいため皮膚などにも影響が出ます。排泄が低下しますので辛いものなどを取ることで発汗作用が起こり皮膚のゴミ出しができます。人体最大の排泄器官は皮膚です。