自律神経とは

自律神経とは自分の意志とは関係なく、自動的に全身の臓器や器官などの働きを調節し、生命活動を維持している神経の事です。呼吸・循環・体温・代謝・吸収・分泌・排泄・生殖などのあらゆる生命活動に関係しそれらを自動的に調節してくれている神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経の２つがバランスよく働くことで機能します。

うつ・パニック・不安神経症と言った症状の改善が難しいと言われるのは、症状だけにアプローチしていることが多いからです。うつ・パニックをはじめとした精神疾患は医師が診断した結果それに合った薬を処方します。そのため「AさんがB病院に行ったときは鬱と言われ安定剤を出されたがC病院に行ったときは躁鬱と言われ全く違う効き目の薬を処方された」「今まで自分が飲んでいた薬と真逆なのに大丈夫なのか」という事が起こることもあります。

症状は何かを知らせるサインであるという事を理解していただきたいと思います。身体が我慢をして我慢をして限界にきているので「これ以上は危険！」と知らせてくれているのです。

例えば

「甘いものばかり摂りすぎてるよ！」「ストレスが溜まりすぎてるよ！」「平気なふりしているけど身体はエネルギー切れだよ！」「休息して！」

こういった身体の声に気づかないので鬱・パニック・不安神経症といった症状で知らせてくれているのです。

この身体の声を察し原因である問題に対して対処しないことには解決にはなりません。

症状だけを抑えようとしていても個人個人その原因は違うので症状だけを見ていても改善せず薬を服用し続けるしかなくなります。

パニック・鬱と言った心の症状や不安・疲労感・頭痛・動悸といった身体の症状が出る時必ず以下の方程式が当てはまります。

ストレスを感じる考え癖×体に合わない食事・薬など

「同じ親から生まれて同じ環境で育った兄弟なのに体調や性格に違いはなぜあるのか？」

「AさんとBさんは同じような辛い出来事があったのにAさんは乗り越えられてBさんは引きずっている」

これは起こった状況をストレスと感じるか否か、食事環境が乱れていなかったか否か。

これにより心身の健康状態は大きく変わります。

①ネガティブ思考

②完璧主義

③自己犠牲

④自信がなさすぎる

⑤依存しすぎる

⑥親からの呪縛